TPC-DS ベンチマーク
TPC-DS は、トランザクション処理性能評議会 (TPC) によって開発された意思決定支援ベンチマークです。これは、TPC-H よりも包括的なテストデータセットと複雑な SQL クエリを使用します。
TPC-DS は、意思決定支援システムの一般的に適用可能な側面をいくつかモデル化しており、クエリやデータメンテナンスを含みます。TPC-DS の目的は、小売環境におけるデータベースシステムの性能をテストおよび評価するための包括的で現実的なワークロードを提供することです。TPC-DS ベンチマークは、小売企業の 3 つの販売チャネル(店舗、インターネット、カタログ)の販売および返品データをシミュレートします。販売および返品データモデルのテーブルを作成することに加えて、簡単な在庫システムとプロモーションシステムも含まれています。
このベンチマークは、データサイズが 1 GB から 3 GB の 24 のテーブルに対して合計 99 の複雑な SQL クエリをテストします。主な性能指標は各クエリの応答時間であり、クエリが送信されてから結果が返されるまでの時間です。
1. テスト結論
99 のクエリに対して TPC-DS 100 GB データセットでテストを行いました。以下の図はテスト結果を示しています。

テストでは、StarRocks はその内部ストレージと Hive 外部テーブルの両方からデータをクエリします。StarRocks と Trino は同じ Hive 外部テーブルからデータをクエリします。データは LZ4 圧縮され、Parquet 形式で保存されています。
StarRocks がその内部ストレージからデータをクエリするレイテンシは 174s、Hive 外部テーブルをクエリするレイテンシは 239s、Data Cache 機能を有効にした Hive 外部テーブルをクエリするレイテンシは 176s、Trino が Hive 外部テーブルをクエリするレイテンシは 892s です。