HTTP SQL API
説明
StarRocks v3.2.0 では、ユーザーが HTTP を使用してさまざまな種類のクエリを実行できる HTTP SQL API を導入しました。現在、この API は SELECT、SHOW、EXPLAIN、および KILL 文をサポートしています。
curl コマンドを使用した構文:
curl -X POST 'http://<fe_ip>:<fe_http_port>/api/v1/catalogs/<catalog_name>/databases/<database_name>/sql' \
-u '<username>:<password>' -d '{"query": "<sql_query>;", "sessionVariables":{"<var_name>":<var_value>}}' \
--header "Content-Type: application/json"
リクエストメッセージ
リクエストライン
POST 'http://<fe_ip>:<fe_http_port>/api/v1/catalogs/<catalog_name>/databases/<database_name>/sql'
| フィールド | 説明 |
|---|---|
| fe_ip | FE ノードの IP アドレス。 |
| fe_http_port | FE HTTP ポート。 |
| catalog_name | カタログ名。v3.2.0 では、この API を使用して StarRocks 内部テーブルのみをクエリできます。つまり、<catalog_name> は default_catalog にのみ設定できます。v3.2.1 以降、この API を使用して external catalogs のテーブルをクエリできます。 |
| database_name | データベース名。リクエストラインでデータベース名が指定されておらず、SQL クエリでテーブル名が使用されている場合、テーブル名の前にそのデータベース名を付ける必要があります。例: database_name.table_name。 |
-
指定されたカタログ内のデータベースをまたいでデータをクエリします。SQL クエリでテーブルが使用されている場合、テーブル名の前にそのデータベース名を付ける必要があります。
POST /api/v1/catalogs/<catalog_name>/sql -
指定されたカタログおよびデータベースからデータをクエリします。
POST /api/v1/catalogs/<catalog_name>/databases/<database_name>/sql
認証方法
Authorization: Basic <credentials>
基本認証が使用されます。つまり、credentials に対してユーザー名とパスワードを入力します(-u '<username>:<password>')。ユーザー名に対してパスワードが設定されていない場合は、<username>: のみを渡し、パスワードを空のままにすることができます。たとえば、root アカウントを使用する場合は、-u 'root:' と入力できます。
リクエストボディ
-d '{"query": "<sql_query>;", "sessionVariables":{"<var_name>":<var_value>}}'
| フィールド | 説明 |
|---|---|
| query | STRING 形式の SQL クエリ。SELECT、SHOW、EXPLAIN、および KILL 文のみがサポートされています。HTTP リクエストでは 1 つの SQL クエリのみを実行できます。 |
| sessionVariables | クエリに設定したい セッション変数 を JSON 形式で指定します。このフィールドはオプションです。デフォルトは空です。設定したセッション変数は同じ接続に対して有効であり、接続が閉じられると無効になります。 |